商社マン メンタルヘルス

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メンタルヘルス関連



(パートナーの関根光氏より提供された情報です。)


2010年8月   


☆ メンタルヘルス不調者増加への対応――――●

◆約6割の企業で「メンタル不調者が増加」
株式会社アドバンテッジリスクマネジメントは、従業員300名以上の
企業・団体の経営者・人事部長を対象とした「安心して働ける環境を
創るための人材戦略に関するアンケート」の結果を発表しました。

この中で、「メンタル不調者が増加している」との回答は58.7%に
上りました。また、「メンタルヘルス対策の効果は不十分である」との
回答は61.2%、「今後メンタルヘルス対策を見直す必要がある」との
回答は74.4%でした。

◆労災請求件数も増加
6月には厚生労働省から「脳・心臓疾患及び精神障害等に係る労災
補償状況」が発表されていますが、2009年度における精神障害等
事案の労災補償状況については、請求件数1,136件
(前年度比22.5%増)、支給決定件数234件(同13.0%減)と
なっています。

業種別では、請求件数については「医療,福祉」に分類される
「社会保険・社会福祉・介護事業」が最も多く、支給決定件数に
ついては「建設業」に分類される「総合工事業」が最も多く
ありました。

年齢別では、請求件数、支給決定件数ともに「30〜39歳」が
最も多くなっています。

◆メンタル不調者増加の要因は?
東京都産業労働局が発表した「中小規模事業所における
メンタルヘルス対策に関する実態調査」(調査対象は従業員10人
以上300人未満の事業所)によれば、事業所が考えるメンタル
不調理由は、以下の通りとなっています。

(1)職場の人間関係(46.2%)
(2)職場外の個人的な問題(39.1%)
(3)仕事への不適応(39.1%)
(4)仕事の質の高さ(20.3%)
(5)仕事の量の多さ(19.3%)
(6)長時間労働(12.2%)

◆職場としてメンタル不調者をどう考えるか
企業によって事情は様々でしょうが、上記の結果からもわかる通り、
メンタルヘルス不調者を出さないために、企業には、
「職場の人間関係をいかに良好にするか」「従業員それぞれに対して
いかに上手に仕事を割り振るか」「長時間労働をいかになくすか」
などの配慮・努力が求められると言えます。。





以上


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