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匿名希望60歳代男性　T.Kさん　　　　　　　　11・01・21



メルマガの記事「アンゴラ」1月20日号を興味深く拝読しました。

実は2010年4月にアンゴラの首都ルアンダに出張しております。
その時の体験、印象をご参考まで。

事前に聞いていた空港管理体制の酷さ、言いがかり、せびり等途上国
特有の問題を抱え入国に一苦労すると散々脅かされていましたが、拍子抜けで
何の問題もなくイミグレ、ヘルスチェック、通関　すべて30分も掛からず
ヨーロッパなみで全く問題なしというところでした。　

従って同時期にルワンダ入りした山本某（メルマガの関連サイト記事に登場
する人物）は余程疑われ易い日本人ではなかったのでしょうか？？？

それ以外のアンゴラの事情は山本某と双日の現地駐在員（松江氏）の
言葉の通りなのでしょう。


日本大使も中国のプレゼンスに負けじと日本からの投資呼び込み等必死の様子
でしたが、所詮コンサバの日本の会社はアフリカ、ましてや名も知らぬアンゴラ
などは視野の外のその又外なのでしょう。

この国のことは全く眼中にない分けで、精々ODAビジネス（政府からの資金で
確実に採算が見込まれ、リスクが少なく効率がよい案件）しか目が向いていない
と言うのが実態だと思います。

住友商事も2年前より駐在員を復活し、現在石油部門より山崎さんと言う元三菱
重工出身の優秀な人が派遣されており、頑張っているので双日さんに負けずに
一旗上げて欲しいと思っています。

それとは別に、現在世界一未処理地雷が埋没され危険極まりないアンゴラで日本の
地雷処理NPOが首都北方で頑張っています。

そのうちの一人が元コマツのエンジニアで奥野信一という60歳台の人が居ます。　　
損得抜きで、ミッションをもってボランティア活動している姿には本当に頭が
下がる思いです。

ビジネスとは別にこのような面も日本のマスコミはもっと取り上げるべきと思います。

以上雑感まで